歩いていると、二人の少年がレンガを積んでいた。
「何をしているんだい?」
と問いかけた。
すると一人の少年は不機嫌そうに
「見ればわかるだろ。レンガを積んでいるんだよ!」
と言った。
もう一人の子に同じ質問をすると、
「教会を作っているんだ」
と笑顔で答えた。
こんにちは!
ロッキーです!
みなさんは何か行動をしている時って必ず目的を持って行なっているはずです。
例えば、
●歯を磨く
目的=虫歯にならないように
●英会話の本を読む
目的=英語が話せるようになるために
当然のことだとは思うのですが、意外にもこれができていない人もいるのです。
そこで冒頭の話に戻り、目的を持って行動することの大切さをこの記事では紹介したいと思います。




レンガ積みの話から汲み取る目的を持った行動
二人のレンガ積みの少年に何をしているかの回答で、一人は”レンガを積んでいる”と答えた。
もう一人の少年は、”教会を作っている”と答えた。
この二人、どちらのほうが良い仕事をし結果を残しそうですか?
当然後者ですよね。
なぜでしょう?
前者はただレンガを積んでいるだけなので、目的がないんですよね。
ただ目の前の仕事を淡々とこなしているという感じ。
それなりのものしかできないと思います。
では後者はどうか、
教会を作っているという目的をちゃんと持ってやっているので、結果も変わってきます。
結局同じ物事をやるにしても、きちんと目的と目標を持って取り組めばすごい結果として成果が変わってくるというたとえ話ですが、
この例え話、
過去にCMでもやってたりして有名なので知っている人はたくさんいると思います。
目的を持つことでもたらす結果の違い
ではあなたは実際目の前の仕事や何か取り組んでいること等にきちんと目的を持って取り組んでいますか?
ただ日々の業務だけをこなしているだけの人とかいるんじゃないでしょうか?
時計とにらめっこしながらただ退社時間になるのを待ってなんとなく過ごしながら、
こんなので絶対結果なんて出ないですよね。
例えば私は元銀行マンだったので、銀行の個人営業の仕事を例にすると。
定期預金の集金ノルマが◯◯件の◯◯円だというときに、ただがむしゃらに自然体でローラー活動をしますか?
そんな活動を続けていても売れるわけがありません。
多少の成果はでるかもしれませんが、やっぱりノルマに対して、
こういうお客様の層でこれぐらい以上の預金量を持った人をターゲットにしたリストを作って、どれだけ回ろう!
と決めてそれを年次・月次・週次・日次で落とし込んでやってみる。
できなかったことに対して原因を突き詰め毎日PDCAをかけていくことぐらいをしてようやく結果に結びついていくというものです。
少しわかりやすい話をすると。
野球の練習において、ランニング10kmのメニューがあったとします。
●「ランニングだるいな」「疲れたから歩こう」「こんなに走ってなんの意味があるねん」
●「打撃やピッチングには足腰の強さが重要だから、まずはその土台となる足腰作りに意識して走ろう」
どうですか?
結果はいうまでもないですよね笑
人生においてもそうです。
ただなんの目的も持たぬまま1日が過ぎ、
気づいたら1年経ってましたとかってなんか嫌でしょ?
もったいないですよね?
まだ20代とかなら実感ないかもですが、何十年って経った頃に気づいてももう手遅れだと思います。
そのためにも、今取り組んでいることの目的意識を持てば目標も明確にできるので少し変わった日常になるのではないでしょうか。


まとめ
意識をこれだけ変えるだけで、何日、何ヶ月、何年か先に待っている結果が雲泥の差として出てきます。
ただむやみやたらとレンガを積み上げるのではなく、世界の人々が集まる教会を作ってやるんだという気持ちでやることです。
とはいっても中にはなかなか難しいものもあるかと思います。
日常における目的もすぐに見つかるわけではありませんし。
まずは日々なんとなくやっている動作や作業から意識してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
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